よくぞこれだけの「半導体のいま」の記事をそろえてくれました。感心する。
「半導体」って銅などの「導体」とゴム、プラスチックなどの「絶縁体」の両方の性質をそなえたもの。
つまり「電気的性質」の違い。
素材は電気を通さない「高純度シリコン」にリンやヒ素を混ぜ込んで電気を通しやすくしている。
「パワー半導体」とは高電圧・高電流を扱うことができる半導体で自動車やサーバー、太陽光発電に使われる。
業界はどうなっているか勢力図を記録としてとどめておく。
かつて世界の半導体の半分を生産していた日本も韓国・台湾の攻勢を受けて軸足を半導体の「製造装置・検査装置など」に移している。
台湾のTSMCの熊本工場で熊本が活性化するのを期待したい。
自動運転のための車載カメラがある。
危険を瞬時に察知してくれたり、車間距離を測ったりしながら自動運転を支える。
カメラが画像を捉える。
すると、この画像が何なのかを瞬時に解析し判別するのはGPUの役目で、これに適したGPUをゲーム用に製造していたのがエヌヴィーディアであって、日本のゲームメーカー、とくにセガの大ファンだった社長はもともとAI社会そのものを指向していたわけではないようだ。
エヌヴィーディアはGPUの世界シェア80%以上といわれている。
そして、データセンター向けのGPUでは98%以上となっている。
トヨタとエヌヴィーディアの提携に期待したい。