
あこがれてアナウンサーになって、待っていたのは、「いけにえ」だった。
神に捧げるのではなく、有名タレントに捧げるための。
ジャニーズではこどもたちが生贄になり、BBCが解散に追い込んだ。
この国は西欧メディアがとりあげないと解決に向かわない。
まだまだ、「わたしも」で事件は拡大していきそうな気配。
しかし、それにしても「文春」の攻め方はあざとい。
第一弾は「こんなことやってるぞ」とセンセーショナルに報道し日本中をざわつかせる。
第二弾は「被害を受けた当人の証言などをなまなましく伝え、真実味をだす」
ここではそれが事実であるとは断定せず、女子アナが「証言している」というところがポイント。
松本人志のときに散々使った手で、事実かどうかは言及を避け、「証言している」という争いのない事実を全面に出す。
第三弾は俎上に上がった会社に「根も葉もない」「事実無根」とさんざんいわせておく。できるだけ多くの機会に嘘八百と否定させておく。
第四弾は同じような被害にあった女子アナを登場させ、同じような「証言している」を発表し、これだけじゃないんだと、ことの重大さ、闇の部分の広がりを印象付ける。
おそらく、何人かの同じような「証言している」をあらかじめ準備している。
報道が進むとしだいに当初のインパクトが薄れてくる(飽きられてくる)という心理から、もっとインパクトのある隠し玉も用意しておく。
それが女子アナ好きのろくでもないフジテレビの社長にまつわるものでそれが本丸になろう。
すでに飽きられている中居クンはやめさせて終わりだろうし、それだけだとストーリー性が薄い。
ここからが本題だけど、
第五弾はフジテレビが否定し続けてきた社長だのプロデューサーだの証言を外堀からじわじわとつぶしにかかる。
あらかじめ嘘はつかせればつかせておくほどいい。弁護士は辣腕だと聞くが、事件は解決し今後同じように活動していく予定だという中居くんが発表したコメント選びを間違ってしまった。
衰退するフジテレビが文春の術中にはまっていくのがよく見える。
仕事で芸能界、プロダクションと多くかかわってきた。
どろどろで、プロデューサーのやりたい放題も見てきた。
彼らにサラリーマン感覚はほぼない。
そのかかわりのなかで「あらかじめ嘘をさんざんつかせておいて、じわじわと真綿で首を締める」こともやってきた。
自分が否定してきたことが次第に嘘だったとばれていくと、あの大言壮語してきた彼らは涙を流す。
ばれることに人一倍打たれ弱い。
中居クンはメンタル弱そうだけど大丈夫か?
あのプロデューサーと社長は許せん。
