角川ソフィア文庫 新刊(2019年8月25日初版) 120年ほど前(日清戦争と日露戦争をはさむ時期)に東京帝国大学で英語で行った講義録のうち重要と思われる講義録の新訳である。 作家としてだけではなく「語り部」として日本の …
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「即位の礼」令和元年10月22日
改元奉祝。余も陛下とともに切に希望しております。日本が果たすべき役割はまさにこのお言葉に集約される。 「憲法にのっとり」のくだりは「のっとっていない」安倍首相への当てつけかと思ってしまった。 はたぼー迎賓館の花壇も映える …
そして、雨の伊東
伊東は冷たい雨が降り続き、ヨットやクルーザーもしんみりしている。 遠くに見える初島も黒く霞んでぼやけて悲しく見える。 雨粒が傘からこぼれ落ちて首を濡らす。 毎日、なんてことなのない街に暮らしていると無性に海を見たくなった …
仮住まいの誘惑
新居が完成する2020年の2月まで仮住まいをすることになった。車が通ることもない静かな住宅街の一軒家であることはいいのだけど、なにしろ窮屈で手狭なうえにお隣とくっついて建っているものだから、私の部屋の窓とお隣の居間の窓は …
筒井康隆「バブリング創世記」~奇書、ついに完全復活~
世紀の奇書の37年ぶりの復刊ということで話題になっている。37年前ごろ傾倒した筒井康隆氏の読者としては素通りできず。 氏は誰もが認める鬼才、奇才、奇人で、その小説は劇画っぽく仮装行列のようである。舞台仕立てでありながら飛 …
上野寛永寺の特別拝観
謹慎していた徳川慶喜が2カ月すごした「葵の間」と徳川家の御霊廟を寛永寺の住職さん自ら案内していただくという機会を得た。 江戸幕府開府まもない1624年天海上人創建の徳川家の歴代将軍の菩提寺。天台宗京都比叡山延暦寺と同様、 …
「エビスヤ昼夜食堂」のたそがれ
北九州の黒崎駅前にある24時間営業の「エビスヤ昼夜食堂」はただの昭和の食堂ではない。 割烹着姿のばさまがよろけながら生姜焼き定食を運ぶようなそんなやわな食堂ではない。 カウンターのみの20席ほどの定食屋だけど、7人のおば …
AKIBA~日本橋界隈 2019.9.21
平日に買い物にくればいいものを土曜日にきたのが間違いだった。 AKIBAは若者と外国人であふれ、もはやあやしげで暗い電気街ではなくなった。10メートルごとにメイド姿のお嬢さんが立ってカフェの客引きしている。つくばエキスプ …
ラグビーワールドカップ2019
ワールドカップだというのにルールさえ知らないラグビー。運動神経と知恵が足らずルネサンスには通っているけれどもスタジオでダンスやると足がもつれるは手は逆になるわろれつが回らなくなるわでスタジオをうらやましそうにガラス越しに …
「男の隠れ家」ソロキャンプ
dマガジンで雑誌・週刊誌の最新号を手あたり次第読めるようになったはいいけど、頭の中が情報の洪水状態になってしまった。「週刊現代」「文春」「週朝」「新潮」「東洋経済」「PC21」「一個人」「歴史人」「サライ」 …