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大手量販店の台頭によって駆逐されたまちのちいさな電気屋さん。
これをいま、ヤマダとエディオン連合がそのちいさな電気屋さんと手を組み、大規模実店舗と同じ価格で提供し、設置、回収、修理などの困りごとなどまとめて倉庫なしの小さな電気屋さんをサテライト化してやっちまおうとしている。
ぼくたちより上の高齢者は街のなじみの電気屋さんが好きなのではないか。
八百屋さん、魚屋さん、洋品店、自転車屋さん、、、
安さも大切だろうが相談に乗ってくれたり、世間話や家族のことを聞いてもらったり、気持ちよく安心して買い物したい。
こないだ、ヤマダ電機の大きな店舗で照明器具の商品選びに苦労している80代くらいのご夫婦と店員のやりとりを眺めていてこれがなじみのまちの電気屋さんだったら、とつい同情した。
この景色は家電量販店が駆逐してきたもの、そのものだったから。

ターゲットはやはりシニアだろうか。
いいものだけを厳選して、大量一括仕入れのジャパネットには実店舗はない。1日中テレビばっかり見ているシニアを同じくターゲットにしている。広告代理店にCMを外注せず、自前のスタジオをもって女優さんたちでななく社員がなぜこの商品がいいのか、便利なのかを自分の言葉で熱くアピールする。
街の電気屋さんはコンビニのように加盟料を支払って、ヤマダ連合から商品の仕入れその他を利用する。
街の電気屋さんの衰退の原因であった価格交渉力を彼らに持たせることで、商店街の小さな店に、あるいはロードサイドに展開することにより、販売網として活用する。

いま、量販店の店内は店員のほうが多いくらいに閑散としている。食品や日用品を並べるようになったのはとにかく来店してもらいたいから。
ただ、ヨドバシカメラの池袋店にはそのスケールと品揃えに度肝を抜かれた。
巨大なアキバ本店に慣れているぼくでも目が回った。
ここで、家電に触って、眺めて、そして購入する。
ただ、みなさん、そこで「これください」となるのだろうか。
AMAZONで、ネット通販サイトで調べて価格を比較した上で購入している。
数十年前からぼくがそうだから。
申し訳ないがショールームとして眺めさせてもらって。
それでもこれほどの圧倒的な品ぞろえは強みだ。
こんな巨艦店は残る。
新宿の量販店を訪れる客が池袋に流れているという報道があった。
ただ、中途半端な店舗は大手量販店といえども淘汰されていくだろう。
ノジマは、メーカー派遣の販売員をおかず、自社のスタッフにやらせている。
ローソンとともに気になる量販店だ。
メーカー派遣の販売員はうるさくて邪魔だし信用していない。
山田電機の創業者は未来の見える経営者だと思っている。
大塚家具を傘下においたのは首をかしげるけれども、なんかやるはずだと。
街の電気屋さん再生のきっかけになるといい。
「コスモス・ベリーズとは、ヤマダホールディングスグループの企業であり、地域の街の電器店や異業種の小売店などを支援する会員制のボランタリーチェーン(加盟店が自主独立を保つ仕組み」
