2017年2月26日

北九州のソウルフード 東筑軒「かしわめし」

大正10年に筑紫軒として創業、昭和30年に東筑軒となる。「炊き込みご飯の味付けは開発者の妻である本庄スヨが担当し、門外不出の一子相伝の味として代々女性のみに受け継がれている。」(Wiki)なんと東筑軒も去年還暦を迎えたのだった。今晩は奮発して駕籠を模した特製弁当で大名になって、長崎街道の道中を味わう。

開けてみると、おかずがきれいに整列している。どれも味付けが程よく素材もいいものを使って丁寧に造られているのがわかる。

どーん!決して豪華でも色鮮やかでもないけれど、のりとたまごと鶏が一部屋で仲よく暮らしている。小さな家ではあるけれど、幸せな家族である。もし、八幡折尾周辺が独立したならば、国旗はこの三色デザインで決まりだ。首都はむろん折尾、議事堂は東筑高校に置く。味のしみた炊き込みご飯、しなっとだらしなくなることのない海苔、エッジのきいた錦糸卵、そしてこりこりした歯ごたえのある鶏肉、さすが、北九州の弁当界を仕切る重鎮の貫禄である。

食べ方にも順序がある、という女子もいる。「のり」、「たまご」、それぞれ平らげたあとにいちばん好きな「鶏」に移る。「すきなものは最後に残しておく」派で、熱心な信者も少なくない。そして、繰り返し少しずつ順番に食べていく派、つまりわしだが、これが主流派と思われる。A型に多い。

 

長崎街道をたどる。黒崎宿の次の八幡西区木屋瀬宿は宿場町らしい街並みが残る味わいのある宿場町である。

このところ友人たちとの話題は東筑軒だった。小倉駅の新幹線ホームの下にあるスポーツジムに向かうとき、たまたま東筑軒の営業車のあとについた。「このごろしばらくたべてないでしょ?」と問いかけられている気がした。「買いなさい」ということだと悟った。世の中すべからくこのような出会い、きっかけを大切にしなければいけない。想いを寄せていたことのある女性の後姿を町で偶然見かけたような、、、

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