この夏は暑かった。くらくらめまいがするほど暑かった。そんな熱帯の真夏の日本でオリンピックなんてクレージーだ。
ボランティアなんてやる人はいるのだろうか?しかも8万人も。応募する人の顔が見てみたい。
あたいだよっ!
ボランティアにはいくつか種類があって、
① 競技 競技会場で運営のサポート
② 移動サポート ~ 大会関係者の移動(車の運転)
③ メディア ~ 国内外のメディアのサポート 記録用の写真・動画・新聞の編集
④ 式典 ~ 表彰式 メダル・記念品の運搬
⑤ ヘルスケア ~けが人への処置・ドーピング検査
⑥ テクノロジー ~ 通信機器の貸出回収・競技結果の入力
あたいは①と③で手をあげた。
「この大会のボランティアをするにあたっての思いを200字以内で述べてください」とのWEBサイトの入力欄には
東京、日本の、日本人のおもてなしの心、ホスピタリティーを伝えたい、そして小さな国のアスリートにも敬意をもってわけへだてなく接すること、をあげた。
ぜったいにどんな思いをしようと人種差別、国籍による差別はいっさいしない。きれいな選手だろうとぶさいくだろうと関係ない。成績がふるわなかった選手にこそ寄り添い、敬意をもって接する、ことに決めた。
しかし、あと2年、おやじ64才、炎暑の東京での活動、正直体力が心配だ。被災地にボランティアにいき、「お風呂まだ?」「ごはんはできた?」になりはしないか。
ところが、今年の真夏に行方不明の2歳の子供をやまんなかで見つけて保護したあの大分日出のさかなやのおっさん、スーパーボランティアおばたさん78歳の禿げ頭がいいわけしたいわしの気持ちを台風のように吹き飛ばした。ならば体を鍛え、夏に負けない体づくりをすればいい、と!
大会委員会は募集を開始した9月26日から10月5日午前10時までに3万1982人の応募があったと発表した。