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「下町ロケット」打ち上げ成功

今日は懺悔の日。バカ芸人が騒ぐだけのバラエティー番組、薄っぺらい脚本のドラマにもう民放TVは要らない、とまで言っていた私、たまたま夕方つけたTVのこの「下町ロケット」に目がくぎ付けになった。

中小企業の技術者たちの誇り、夢を胸に巨大企業にあきらめずに立ち向かう姿に胸が熱くなる。


脇役も光っている。銀行員から佃製作所に身を投じた殿村(立川談春)、技術部長の山崎(安田顕)、弁護士の中川(池畑慎之介・ピーター)、帝国重工の重役、財前(吉川晃司)、弁護士の神谷(恵俊彰)、新人では立花(竹内涼真)が涼しげでまっすぐで好感度が高い、、、

 

身を挺して佃製作所、佃航平を守ろうとする殿村が特に印象的だった。「あなたは夢に好かれた人だ」と佃製作所を財務を通して支える。銀行員でも夢を追いかける人に寄り添うことで夢を見ることができるんだ。立川は落語家だったのか、、、

 

あからさまに中小企業を見下す大企業や銀行員、弁護士などのいやらしい役柄にはいやらしいタレントがそのまんまの姿で演じている。「そのまんま」東、ピーター、、、、口調こそドラマ仕立てに誇張されてはいるが、実際のところ現実に下請けを生かすも殺すも元請け次第、中小企業に対して大企業がやっていることは冷酷非情ないじめといってもいい。大田区や板橋、東大阪、そして北九州などの下請け企業の経営者や工員さんたちにこの番組はどれだけ勇気を与えたことだろう。データ偽装などの今日的な話題も散りばめた池井戸さんのストーリーの構成力、原作の素晴らしさには脱帽するしかない。

 

「酒を求めて酒場を放浪していた」はずの吉田類はもとは世界一を目指し夢を追いかける製作所の技術屋の社長だった。

 

「モニカ」を歌って踊って一心不乱に足を振り上げていた吉川晃司。あれから年を重ねて数十年、真実を見極める巨大企業の重役まで演じることのできる眩しい男になっていた。

 

お笑い芸人やタレントを馬鹿にしていた失礼、無礼を詫びます。3年前のドラマだそうです。こんな作品を見逃しておいて、

 

「薄っぺらいTVドラマは見てもしょうがない、だと!ふざけるな!お前にTVドラマを語る資格などないっ!二度と口にするな!」

 

決め台詞の活舌の悪さ(「せいさくしょ」が苦手のようだ)にひやひやしながらも阿部寛の男気にしびれる。ロケット、人工弁、に続く新作に期待だ。


 

 

 

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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