2018年12月17日

「復興割」豪雨観光支援事業「鳥取県」

東京の知り合いが「福岡に【復興割】を使って遊びに行く」という。復興割?ん?で、何がしたい?と聞く。レンタカーも使わず30才女子2名。ならば博多は食都だから食べ歩きだねと勧めたのは


① 大名にある料亭「稚加榮」

② 中洲のイカの「河太郎」

③ 天神アクロスそばの「鯛茶漬けの吉田」

ただし、いずれも夜の部はそれなりの料金ゆえランチにすることと申し添える。


④ 博多駅地下街のやわやわの「因幡うどん」、西鉄バスターミナルの「牧のうどん」

「牧の」はぼやぼやしていると麺がつゆを吸ってのびてしまうので決してぼやぼやしないことと厳命する。


⑤ てんぷらの「平尾」

⑥ 魚市場の「おきよ食堂」

まだまだ続くが2泊3日だからこれくらいで許しておいた。


かんじんの豚骨ラーメンともつ鍋はおやじ自身が苦手なため紹介できるお店はなし。

間違っても中洲の川沿いの屋台にはいくな、と親心。風情や情緒を求めて博多を訪れる外国人相手の屋台が多く(外国人が多くなってしまって)、サービスも中身も値段もすさんで(すさんでしまって)いる。かつての「博多の、中洲の屋台」が外国人が押し寄せスポイルされてしまった。もちろんいい店はあるようだが知らないし、5年間の単身勤務期間中、福岡在住の同僚たちが屋台のなじみの店を紹介してくれたことはおろか、話題にあがることもなく「屋台で飲んだ」という話もついぞきいたことがない。


あとで聞くと、「ランチ狙いで3日間でラーメンを含めお昼は6回食べました。①②③はおいしかったですぅ。」と博多を満喫してきたようす。「ダイエット」と「爆食」を繰り返す懲りないひとたち。


そして、「ふっこう割」というのがあると知る。13府県の災害地の復興支援のためボランティアや観光客を呼び込もうと政府が予算をばらまいた。2泊以上すると一泊上限4,000円が補助されるというもの。


東京から北九州に車で移動する途中、鳥取に寄ってその「ふっこう割」を使っちゃろうと決めた。当初島根を絡めるつもりだったが、「島根県は11月で予算を使い果たした」と知らされたため「米子」と「鳥取市」とあいなった。31年1月までとありすでに予算を消化してしまった府県がでている。なぜだか「京都府」の予算はまだ余裕ありだった。


鳥取駅は初めて訪れた。「ふっこう割」ぶんはそっくり松葉がににあててしまおうとやってきた。2泊分で8,000円の助成金は大きい。

いかにも山陰の冬らしい小雨まじりの身を切る寒さと北風。さっそく駅前の商店街を歩いてみる。そうだよな、途中の米子自動車道の蒜山高原も真っ白で雪だったし。その寒さより駅前が寒々しく、寂寥感が身に染みる。なによりたべものやさんが観光客相手の蕎麦やと居酒屋数件のぞいてまず見当たらない。デパートも閑散としており末期的な様相。

2018.12.15


駅前から鳥取県庁にまっすぐ伸びる道路を挟んでアーケードが続く。


全国的に衰退著しい商店街ではあるが、県庁所在地の市の駅前がこれほど廃れているとはとしばし絶句。むろん郊外の国道沿いには全国チェーンの大型店舗の賑わいがあるのだけれど。

そこで立ち上がったのが鳥取一区の石破さんだ。

石破さんは1957年2月生まれでおやじと同学年だ。意外だが慶応卒で奥さんがきれいということだ。在学中石破氏が一目ぼれし袖にされた過去を持つ、という。すさんだ自民党にも志をもった憂国の士がいるのだ。

この寂寥感漂う無人アーケード通りに面して事務所がある。

かつて「特急まつかぜの食堂車が楽しみだった。」と語っていたのを聞いて親近感を覚えたのを思い出す。

氏が地方創成を叫ぶには訳があるのだ。2019年の税制改正大綱がつい12月14日に決まった。東京都の税収の一部の地方への分配をこれまでの4000億円から9200億円に増額することになった。小池都知事がぶちぶちいっているようだが、一度鳥取駅前を歩いてみるがいい。住宅地である練馬駅前ほどの賑わいさえない。この改正への石破氏の尽力はいうまでもないし、地域の再生は政治家の力が必要だ。政治家の使命は格差や差別をなくすことだ、と信じている。

日本を、地域を、自民党を立て直す

とある。

おやじは家を建て直す!

石破氏が「日本の立て直し」に奔走しているあいだにおやじは「家の建て直し」や松葉ガニに目がくらんでいた東京から鳥取に向かう途中伊藤園グループの軍門に下った上諏訪の老舗旅館「油や」で食べ放題の紅ずわいがにを、そして境港の魚市場でも脱皮直後のすかすかのやつをさんざんいただいてきたのにもかかわらずである。


山陰の、日本海の宝石。ぜいたくにもしゃぶしゃぶ、茹で、てんぷら、甲羅焼でいただく。

「しゃぶ」るとぷちぷち身に花が咲く。これだといくら「しゃぶ」しても逮捕されないから安心だ。田代まさしや三田佳子の息子も見習ってもらいたい。


歴史のある町。幾度となく大火と洪水と地震に襲われてきた天災日本の象徴のような町

ふっこう割の申請書類を用意する。

あやしいホテルでなければ宿泊証明書を発行してもらえる。

ともあれ、砂丘を楽しむどころのさわぎではない真冬、「松葉ガニ」のコース料理がなければさびしくこの街を後にするところだった。

出雲大社、松江城、宍道湖、境港エリアをもつ島根県東部地域とは違い観光的に厳しいものがあるという印象だった。

2018.12.16

Comments

1 thought on “「復興割」豪雨観光支援事業「鳥取県」

  1. 大変です。
    大名の雅加栄はランチタイムは人手不足の為に現在はしておりません。
    小倉店のみです。
    是非教えてあげて下さい。

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