ミツオさんのぶどう畑収穫祭 2019.8.25 練馬 谷原


練馬にもぶどう畑があって本日が収穫祭で会場はこどもたちでいっぱい。自宅から徒歩10分。「陸軍成増飛行場」の南端にあたる。

お祭りの司会をしているのが村田さんでNPOみどり環境ネットワークで練馬でみどりと子供と地域をつなぐ活動をしている。そのNPOの宮部農園のミツオさんと地域の子供たちをつなげる試みを練馬区も支援している。わたしも支援している。

こんな近所にぶどう農園があるなんて知らなかった。何十年自宅と職場の往復で駅と反対側のことなんて知ろうともしなかった。地域活動にかかわるようになってようやく自分が地域とまったくといっていいほどかかわってなかったことに気づくことになる。

J-comもやってきて生放送。開会式でミツオさんはどや顔で晴れ舞台のあいさつする。オープニングセレモニーのはじまりはじまり。


こどもがよろこぶしかけもある。

そんじょそこらのスーパーボールすくいじゃないよ!

パックされた大粒のブドウがすくえるんだよ。これが「あそびごごろ」だと思う。

山梨勝沼も驚くほどの大粒でたっぷり甘い。ミツオさんの奥さんも「うちのほうがおいしいよ」と自信たっぷり。上の2個は凍らせてあってひんやり感がまたいい。きっと女性のアイデアだろうね。

NPOの人たちと接していて思うのはもともと忙しい人たちなのにさらにいろんなことをやろうとして動こうとする、汗をかこうとすること。「ひま」はつくらないし、「やることがない」ことと無縁の人たちであること。いつも「かかえきれないくらい」いろんなことをかかえていて、それでいながら「かかえかたが足りない」とその先を見つめている。資金は大切だけどなにより自ら進んで動こうとする。みなさんに共通するのは「人のよろこぶ顔がみたい」って思いがその根っこにあることで、たいしたお手伝いはできないけどお手伝いしたいという気持ちになる。

 


 


セカンド会場になっているとなりの公園で「木登り」も体験できる。「Tree Climbing Japan」のおじさんたちによる樹齢70年のけやきの木に挑戦する。~空からぶどう畑を見てみよう~とある。

木登りだからスタッフは身軽な人と猿のあいの子のような人たちかと思ったら、みな柔道の選手のようにたくましくひげ面で宮崎駿さんのような風貌のじさまもまじっている。

自宅の建て替えを検討するようになってからひとのうちの建物、建て方、庭の様子を観察するようになった。練馬には大樹も多いことがわかる。

お願いですから切らないでください。残しておいてください。

サワラはヒノキのなかまだけどヒノキと違って臭いがないため、お櫃、桶、柄杓に使われるんだと。この木は使わないでくださいね。


ようじで刺したらぱっつんしそうなパンパンの粒。じいじから孫へのおみやげ。娘が近くに住んでいて孫が生まれてからというもの米や野菜や、果物などの季節季節の年貢を届けることが多くなって、というかみずから孫連れでお召し上げにやってくることも多くなって、貧困にあえぐ我が家の冷蔵庫の中を見せながら「いまこれだけしかありません、今日のところはこれで許してくだせいませ」と立場が逆転し許しを請うようになってしまった。口にはださないが年貢は「米」より「現金」がいいと思っていることはうすうす気づいてはいるけれど、とうぶん264年間は江戸時代のままの労役と米本位制でいこうと思っている。


今日から解体がはじまる。

練馬区の建築確認申請は厳しく、埼玉の建築業者は避難経路や窓の大きさ、ベランダの形状やらあれこれ気の毒になるほど何度も図面の書き直しを求められた。できあいの定番のものならすんなり通ったはずだけど、クローゼットやトイレの位置からあれやこれやレイアウト変更とかお願いした注文建築だもんだから業者さんにご苦労をおかけしてしまった。

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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