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AKIBA~日本橋界隈 2019.9.21

平日に買い物にくればいいものを土曜日にきたのが間違いだった。

AKIBAは若者と外国人であふれ、もはやあやしげで暗い電気街ではなくなった。10メートルごとにメイド姿のお嬢さんが立ってカフェの客引きしている。つくばエキスプレスが開通してからだろうかアキバはざわつきはじめた。


いまのアキバは昔の新宿のような喧噪と無秩序無節操さが引っ越ししてきたような混沌の中にあってもうおやじのワンダーランドでなくなったのかもしれない。秋葉原がAKIBAになる前はなんか、うしろめたいような、秘密基地にきたような、忍びのもののような、オノデンやらの家電店の販売員もイメージキャラクター「オノデン坊や」のように快活で無邪気ではなく世をはかなんだ中年の、後期高齢者一歩手前のおやっさんもいた、やさぐれおやじばかりで、歩いている若者も世の中にはじかれたような、居場所のないひねてすねたようなのが多かった。大通りから入ってすぐの路地裏は場末の雰囲気で、ダークな値引き交渉もあり、お天道様の下を堂々と歩くイメージとは程遠い街だった。


おやじの聖地である駅前の「ラジオ会館」のエスカレーターには長蛇の列ができている。いままでこんなことはなかった。「海洋堂」と「イエローサブマリン」にはかならずあいさつにいくことにしているためうんざりしながらもエスカレーターに乗る。

海洋堂の新作ガシャポン。葛飾北斎シリーズに続き、歌川広重(安藤広重)ものがリリースされている。千円札を両替して、コインを投入、ぐりぐりレバーを回すとガシャッとカプセルが落ちてくる。何が入っているかわからないからカプセルをあけるとき胸が高まり心臓が波打つ。


よみがえるわくわく感。あぁ、これはあのときの、未亡人のおばちゃんがやっていた駄菓子屋、本城小島の小田商店で引いたくチープなおもちゃのくじ引きの興奮ではないか。あのときの安っぽい水鉄砲とかの景品とは違って、この「がしゃぽんおもちゃ」の見事さといったらない。この箱根の山々と海の構図、なんという造形美。とにかくつくりが緻密、細密で山肌の色彩の変化、松の木や蟻の行列のような大名行列まで手を抜かず、3Dで東海道53次箱根の難所の錦絵を再現している。ガシャポンで破格の1個500円と高級化路線をたどりはじめた海洋堂と巡礼にやってくるおやじ。


最近おやじは「江戸ブーム」である。来月はNPO東京シティーガイドボランティアガイドの研修会のための寛永寺のはからいで一般非公開である徳川家の墓所を住職さんみずからが案内してくれる特別拝観に参加できることになった。


アキバのひいきにしているインド人(?)の店。ラクダのマーク、「tokkaバザール2号店」(1号店はどこにあるか不明・戦略か)SDカードとかが安く、ヨドバシカメラはもちろんAmazonなんかよりずっと安い。ラクダのマークであるところを見るとインドではなく砂漠の民の店かもしれない。

インドといえばいつもひげのおやっさんたちが牛といっしょに道でひがな寝転がってたり、ガンジス川で水浴びしているイメージだがIT技術者も多くあなどれない国だ。あなどっていい国なんてひとつもないのだけれど。

今日はプリンターのインクを仕入れる。

古いタイプのキャノンプリンターMG6130のインク。香水よりも高いキャノンの純正品だとうちみたいなプリンターフル稼働の零細企業の経営は成り立たない。インクがじつはオレンジジュースだった、ということもあるまい。

5個で税込み500円。1個税抜き93円。キャノンさんは「インクは純正品を使わないとプリンターが故障する」とおどすけどインクがもとでプリンターが壊れたことはない。MG8130対応の380インクはまだまだ高いためこの安価な326インクが使える旧モデルプリンターは貴重だ。娘が放置していたプリンターを引っ越しのどさくさまぎれにがめた、「かっぱらった」もの。

「プリンター本体は安く」「インクで儲ける」「つぎつぎとプリンターを切り替え、古いタイプのインクを使えなくする」「激安インク店をつぶす」ビジネスモデルに徹しているキャノンさんに歯向かう格好だけど庶民の抵抗だと思ってほしい。

「また、インクを新しくしやがって!古いインクがたくさん残っているのに!」とYAMADA電機西小倉駅前店の黒いベストの制服のあんちゃんにくってかかったこともあるが、「わたしにいわれても、、、」だよね。


ここも、あやしい。JR秋葉原駅から地下鉄銀座線の「神田末広町」駅に向かうにつれてあやしさ度がアップする。

10年以上前になろうか家電量販店の展示用TVのためのBキャスカードを売っていたこともあった。経営は変わっただろうけれど。つまり、「赤い」のではなく地上波だろうがBS衛星放送、WOWOW、CS放送もただで視聴できるカード「黒い」色をした業務用カード。

 


今日は大学時代の友人と久しぶりに日本橋で会う。その前に「丸善」をのぞいてみる。

欲しい本があるわあるわ。でも、買わずにタイトルをメモしておく。共済組合の売店で1割引きで無料宅配してくれるからね。消費税もまもなく10%にアップするし、荷物にならんしね。なによりうちみたいな零細企業はやっていけないから。

これはよくまとまった本で、江戸時代に描かれた名所と平成の同じ場所の写真と対比して解説がされていて楽しい。平成の写真は名所でもなく人の息遣いの感じられない殺風景なものだから、現地に立っても往時をしのぶことさえできない。


絵師たちはさしずめカメラのない時代のカメラマンだったと思う。風景や江戸の人たちの表情の一瞬を切り取る。構図で絵を締める。構図の美でもある。

さて、日本橋高島屋。

新館ができて1年目。日本橋から東京駅八重洲にかけての再開発で景色が変わった。友人2人は40年前八重洲でサラリーマン生活をスタートさせたのでこのあたりがなつかしいらしい。

八重洲口の駅前にあったヤンマーのビルも解体され再開発工事中だけど、地下工事中のいまは1F部分がもったいないからというわけなのかビールとワインの青空バルがオープンしていた


元金融機関の支店長と新聞記者。地域貢献活動、NPO支援など定年後も精力的に活動している。ほんとだったら会社を立ち上げたもののとん挫したやつもここにいるはず。高校の校長先生やっているときに発作をおこして救急車で運ばれた先輩もくるはずだった、、、

東京駅八重洲口の駅の両側にはノースとサウスの高層ビルが2棟建っているけどわざと駅舎の中央部分は低層階にしてある。皇居に向かって壁をつくらずヒートアイランドになった都心で皇居に風が通るようあえて海からの風が吹き抜けるようにゼネコンが皇室に忖度したとか、、、

ここちよい秋風とサントリーの傑作プレミアムモルツ<香るエール>


 

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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