Blue-Ray レコーダーの内蔵HDDの換装

2014年に発売されたブルーレイレコーダーディーガDMR-BRS500は奴隷のような酷使に耐えよく働いてくれてはいるが、こいつを分解して500ギガの8倍の4TBのHDDに換装してしまうことにする。


8年前に一度トライしたもののあと一歩のところで挫折した経験がある。

いったん本体のケースをあけてしまうと今後メーカー保証がいっさい受けられなくなると脅されていたからドライバーで分解するときハラハラドキドキしたのを思い出す。

本体からHDDを取り出す作業は魚の内蔵をとりだす下処理のようでもある。


取り出した500ギガのHDDをコピー機を使って4TBのHDDにまるごとコピーする。

8年前と違いPC不要の丸ごとコピー機でクローンHDDが簡単につくれるようになった。


HDDはウエスタンデジタルのラインナップのうち「監視カメラ用」の「パープル」シリーズを使う。


そして、HDDの内容の書き換えを「HxD」というフリーのバイナリエディタを使っておこなう。

 

HDD内部に記録されている気が遠くなるほど膨大な12進法のデータの文字列のうち500ギガであることを示す

「51CA8C0E」(設定値1)と「51BA800E」(設定値2)の部分合計8か所を検索機能を使ってさがしだし、

4TBの容量を示す

「88D26974」と「88C25D74」にそれぞれ上書きし書き換える。

するとレコーダーが4TBの機器として認識してくれる。

なぁんだ、おまえ「500ぎが」くんかと思っていたけど「4てら」くんだったんか、というわけである。


前回はここまでいったのにHDDを本体に取り付けたとたんいうことをきかなくなり、もとに戻した経緯がある。

整列した延々と続く16進法のバイナリデータの大行進は様式美すら感じる。


武家屋敷が連なる幕末の江戸の景色も日本建築一色の様式美があってさぞ綺麗だったろうと思う。

白い塀と灰色の屋根のツートンカラーの統一美。(フィリックスベアト撮影)

幕末に時計を売りにやってきたスイス人アンベールが膨大なスケッチを残している。

江戸のみならず横浜や京都、江の島などの街並み、よほど好奇心旺盛だったのか風俗に興味を持ち庶民の暮らし、僧侶や神官、食事、日本女性、葬式や拷問、晒し首の様子まで偏見をできるだけ排除しながら克明に記している。

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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