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4月29日にオープンしたばかりのアウトレット。ひと目見ようとオープン直後の連休はたいへん混雑したようだ。
まどなりには巨大なイオンがあって、これで住み分けがうまくいくのだろうかと首をかしげてしまう。
金曜日の開店にあわせてのぞいてみた。
通路にはさまざまな種類の樹木が植えてあって、自宅の庭木選びにとても参考になった。
こんなことで感心してどうする?
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もみじか、オリーブか、決めかねている。
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いちもくさんにのぞいたショップは軽井沢と御殿場で20年以上通っているアウトドア系の店。
30%から40%くらいの割引になってはいるがもともとの値段がUNIQLOに慣れたわたしらの手が届く価格帯ではない。
いつもなら、店の奥のカウンターの前に無造作にたたんで置かれたワゴンがあって、サイズさえあえばそこにコレぞアウトレットという品物があった。よほど気に入ったものではない限り4割引なんかでは買わない。
その、ワゴンがない。
スタッフにワゴンがないけどどーしたとぶんむくれていると、そのスタッフは店長でこの店にくるまえは軽井沢店の店長していたという。
そんなら、話は早い。
説明によると(いいわけによると)、オープンしたばかりで、バーゲンの品物がないという。
まだ、品物をそろえたばかりで整った状態のため売れ残った在庫処分する商品がないと。
はあーっ?
店頭かカウンター前に置いてあるワゴンそのものがつまりは、アウトレットやろうが。
そもそもアウトレットは不良在庫の最終処分売場のはず。
いまのアウトレットはお客の顔色を窺いつつ値下げしていく「中間処分場」といってもいい。
半額くらいじゃくいつかない、売れ残りの投げ売りだけどいいものを見つけるためにさまようのがアウトレット放浪記やろ。
こんなことやっていたらアウトレットはもたんぞ、と忠告し、こんどきたときは楽しみにしとるけーのと言い捨てて何も買わずに店をでた。
ラーメン屋を開業する若者たちも多いけどお客さんというものはいちど食べて気に入らないと2度と、ぜったいにきてくれないおそろしい商売であるそうだ。そんなことを思いながら。
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北九州エリアには富裕層といわれる人たちはあまりおらず、ボリュームゾーンであるはずの中間層も薄い。投げ売り価格でさえ手がでない人たちの層が厚く、若い子たちは福岡や東京に流出してしまっている高齢者都市である。よけいなことかもしれないけどこのアウトレットが生き残るためには福岡方面からの中間層をお客さんを取り込むしかない。
それができるかどうかにかかっているとき、目のこえている商業都市福岡の人たちにまたきたいと思わせるガツンとした攻め方をしないといけない。
ただ、この4500台の青空駐車場に慣れてしまったら、あの駅周辺の百貨店の狭苦しく、2階だ3階だとくるくる周りながら空きをさがす苦労などもうしたくないと思うだろう。
続く