にゃんこをペット霊園に 2022/10/26

よせばいのにかあちゃんは亡くなった「ぽり」の写真を大きくしてリビングに飾った。

それがまた涙を誘う。

毎日だっこして庭や小鳥や空を二人で眺めた日のことを想う。

おしりを左手でよっこいしょと抱えぽりの顔の下に右腕をさしだすと両手を(前脚)そろえてちょこんと乗せるのがきまりだった。

大宮のペット霊園で眠っている。

初七日のはがきまで届いてまた涙をぬぐう。

どこの霊園にお願いしたらいいかネットでしらべた。

いぬ、ねこ、うさぎなどの種類別に価格設定がしてあり、自宅まできてもらうか、霊園につれていくか選べる。

自宅まできてくれるコース(?)では「焼却炉」を積んだ、そうとは見えない車でやってきて近所で焼却後、その場で骨を骨壺にいれて渡してくれるという。

「石焼き芋」のおやじかよ!

うちのぽりは石焼き芋なんかにしない。


ネットで実績を誇り上位にくる業者はじつはペットをじっさいに焼却する施設も霊園ももたない、葬儀を霊園にあっせんする業者で1体あたり3,000円から4,000円の手数料をうけとることになっているようだ。

いくつかのサイトの業者に見積もりをしてもあっせんを依頼されているその地域の霊園やお寺につながるためこれからいう3つの業者に問い合わせても「おなじ見積もりになる」と業者はいった。

いくつかのサイトの業者はつながっていて紹介業者と地域ごとに契約したお寺と霊園がネットワークで受注するシステムになっている。

つまり、あっせん手数料だけピンハネされるわけだ。

いやだね、こんな業者を使うのは。


そこで、人のお葬式もてがけるイオンのサイトから申し込むことにした。

上場企業ならまだましだと思った。

できればペット霊園に直接お願いしたかったが不案内ゆえ。

調べた通りピンハネ業者の手数料分ほど価格が安くなった。

ネットでの情報収集はネットで手数料を稼ごうとしている業者もからむもろ刃の剣だ。


よく手入れされた霊園の係りのおばちゃんも好感のもてるお人柄だった。

ここなら静かに眠ってくれるとうれしくなった。

知り合いもみなさんペットを亡くしおなじように見送りをしている。

きくと「遺骸を秤で量って、〇キロですから▲円です」といわれた人もおり、

また言い値でお願いしうちの2倍くらい請求されたりした人もいた。

「石焼き芋」葬儀屋。

ネットで調べて上位に来る業者はたいてい集客するだけの紹介料かせぎのあっせん業者でそうでありながら2千件の実績をもつ、とかいっている。なにもしてないくせに。

ネットの普及とともにマッチングという名のもとのピンハネ業者がいろんな業種に手をひろげている。

弁護士、税理士、工務店、修理屋、、、

契約額の72%のあっせん手数料を請求するあきれた業者もある。


直接霊園に問い合わせることをおすすめします。

それと動物病院は血液検査はともかく死期を迎えている子でもレントゲンをとったりします。

ひとめ見ればわかるはず。

とうぜんながらとんでもなく高価です。

それでも母親はそうと知りながらなんとかわが子に手を尽くそうとする、

そんな一面もみることができました。

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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