神田神保町界隈 2023/3/15

仕事を終え、ながいことお疲れさまの自分へのごほうびにずいぶん稼いだし「うなぎ」でもと、
老舗の蒲焼や「今荘」に向かう。
1897年(明治30年)「牛鍋」店として創業。

牛鍋店から鰻店へと転身した今荘の鰻重 is 旨い / 東京 神保町 1897年創業 (明治30年) | 老舗食堂 ~100年以上の歴史を持つ店舗を巡る旅~ (shinise.tv)

メニューは「うな重」3500円、これだけ。

さて、ひさしぶりとのれんをくぐろうとしたとき、「いやまてよ、もったいない!」と財務省とグルの財布が肩をたたく。

道路を挟んだ正面には、

街中華の名店(かどうかわからんが)が、皇居がすぐそこだというのに健在で、

とはいえ、「ごくろうさまの打ち上げ」が中華そばと餃子かよ、

と思いなおし、お茶の水にむかうと、

昔風情の今川焼(?)の店もあったり、


あんみつ、みつまめの甘味処も健在で、

そして、なにやら怪しげな店が、

「覆面」のラーメン屋、「覆麺

朝9時の開店前に行列ができていた。

結局はお茶の水の「丸善」で岩波文庫版の葛飾北斎「富岳三十六景」(解説がすばらしい)や河上肇の「貧乏物語」(さいきんはまっている貧民ルポルタージュ)など今ではほとんど読まれることのない古書系統を買い求め、「うなぎ」のかわりだと自分を納得させる。

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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