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死ぬほど紅ズワイ蟹をいただいた。
ほかの料理には見向きもせず。
そしてゆったり温泉に浸かり。
マリンタウンが進化した。
伊豆諸島の焼酎コーナーができている。
ぼくはもっぱら、霧島酒造の焼酎か久米島の泡盛専門。
大分の麦焼酎は薬品のにおいがしていや。
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なんとも、島んちゅたちが拍手喝采するような間接照明のオサレなコーナー。
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八丈島といえばなんといっても「情け嶋」。
ほかは見たことも聞いたこともない。
あんましおいしそうにみえなくて買うのはためらう。
八丈島にいくと帰りの東海汽船の出航にあわせて島中(?)の人たちが岸壁から船が小さくなるまで手を振ってくれて、船上の旅行客はみんな感極まるという。
しかも大漁旗を掲げた漁船が何隻もしばらく並走してくれる。
ぼくのおやじが焼酎を飲むと子供だったぼくたち、わたしたちは「お願いだから、しょうちゅうなんて飲むのやめて!」と泣いてすがったものだ。
まともな人が飲む酒とは思われていなかった。
そんな不遇、冷遇の時代を経て蒸留酒がブームとなった。
市民権を得た。よかった。
そして、いつものようにカニでパワーをもらったぼくは、朝早くから宿で仕事をする。
足柄PAー147
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