2018年5月24日

道の駅4 南房総「ちくら・潮風王国」

大いなる田舎、南房総。緑がまぶしく、大海原がどこまでもひろがる。「千倉(ちくら)」2018.5.22

「潮風王国」の名にふさわしくよく手入れされた芝が美しい開放的なサイト。一目ぼれ。220度方向(ぱっと見)から潮風が吹いてくる。


 

1階は大きな生け簀のまわりを干物屋さん、海産物、貝殻細工の店が取り囲み、海鮮丼が自慢の食堂も営業している。

ご当地出身の山口マオさんのショップもある。どこかで見たことがある猫たちと思っていたら池澤夏樹さんの「むくどり通信」(「週刊朝日」の連載)のイラストを手掛けておられた、とのこと


なにかにつけて「房総」と「暴走」を重ねてみたいという思いがプンプンの「BOSO KART」。近場を爆走できる。4月から始めたサービスのよう。


鯉の大漁旗のよう。


夜明け前に目覚める。顔を洗いお湯をわかし、お茶をいただく前に誰もいない海岸を散歩してみる。市場の人たちもぱらぱらご出勤。海岸そばで寝ると、そこは太平洋の外海の荒波で想像以上に波の音がごーごーどっすんとうるさいくらいに大きいのに驚かされる。

房総半島最南端。沖には東京湾に向かう大型船が列をなしている。毎日24時間世界中から荷物を運んでくるのだろう。港に着いたからといって、すぐに接岸できるわけではなく、長いこと洋上で気長に待機しなければならないらしい。


途中の道の駅を片っ端から偵察視察する。「道の駅 白浜野島崎」はいちご狩りのビニールハウスと一体で、野良着のおばあさんたちが野菜や果物、野菜の苗などをにこにこおしゃべりしながらつぎつぎと持ち込んでくる。「茄子の苗、鈴木さんよく育てたねぇ!」「じょうずだわぁ」の明るい会話のなかに自分の苗がいちばんだというライバル意識がみなぎる。負けず嫌いも元気の秘訣。小さな130円の野菜の苗のポットでも種をまき水をやり芽が出て茎が伸びていくのをいつくしみながら思いを込めて育てているのだ。元気なおばあさんたちの生きがいになっているんだろうな。農産物の直売所は地元のおばあさんとお話しするチャンス!


ハワイアンでまとめた道の駅「南房パラダイス」夏場はサーファーたちでにぎわう。6年前に訪れた時とかわりばえせず、工夫に乏しく素晴らしいロケーションでありながら廃れていく気配を感じた。人も会社も道の駅もテーマパークも現状に甘んじていると生き残れない。トイレも公衆便所といってもよく女性だけでなくおやじでも敬遠したくなる。


道の駅「とみうら」はずばり別名「枇杷倶楽部

名産品の「枇杷」はまだハウス物でいいお値段。贈答用は3,000円からだ。6月中旬頃が最盛期となる。ひとパック1,000円、一個150円~200円もするのでキズものをさがす。

売店のおやっさんは売り込みに熱があるわけではなく、買いたい人は買ってけよ、という表情。まだ、ハウス物で高いけんね、とのあきらめもある。千葉の人はいったいにおおらかで細かいことにこだわらない。温暖で豊かだからかがつがつしていない。


帰りは湾岸線が事故渋滞らしいので大井から渋谷方面に向かうことに。

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5年間の単身赴任、いわゆる「失われた東京の5年間」に「山手トンネル」中央環状線が全線開通していた。東京湾アクアラインの10キロの海底トンネルを抜け、羽田空港を過ぎると大井ジャンクション、そこから品川、新宿、池袋、板橋に向かうトンネル。

山手通りの長い長い期間工事をしていたのはこのトンネルのためだった。「いつまで工事やってんだ、と通るたびにいらついていたのを心から反省。世紀の大工事。羽田から西池袋まで何も考えず何も邪魔されず一本道をすっ飛ばす。未来都市のチューブの中をワープしている気分だった。これで羽田方面には都心の神田橋や箱崎の分岐だらけの高速とは名ばかりの迷路をもうのろのろ走らずにすむ。素晴らしい。

テーマパークのどのアトラクションにも負けないスリルと迫力!

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