3歳児 世紀の祭典 2021/10/9

スウェーデン、カナダ、スイス、オーストラリア、ブラジルなど123の国々の選手(旗)がここ練馬南光スタジアムに集結した世紀の祭典。2020東京オリンピック、パラリンピックに続くオリンピックイヤー最後を飾る祭典で、ブルーインパルスも入間基地で離陸準備をしているはずだ。

コロナ感染沈静化の兆しがみえるとはいえ、応援は1家族2名までに入場制限される異例の事態となった。


コードネーム「R」はパンダ国3歳児の代表としてコアラ国とともに競技に参加した。

「集結した」というより「ねぼけたままなんとなく集まっている」という雰囲気で世紀の祭典を前にした緊迫感はゼロだった。ただ、パンダもコアラも見たことのないおじさん、おばさん、じじばばがうようよしているため、この状況をつかめきれないでいる。


パンダ国もコアラ国も平和の民の国でそもそも「攻撃力」「破壊力」のレベルはゼロだからこれからはじまる大レースにも無関心のようだった。

応援の若いおとうさんたちはわが子を見守っているのか幼稚園の若い先生を見つめているんだかわからんようすだった。

枯れ木になったはずのじじいたちも夢よもう一度みたいな顔で先生を口を開けてみている。

コードネーム「R」は大きかった。短距離走では最終組のスタートだ。


2階のベランダは放送席になっていて、「がんばれ」「がんばれ」と選挙カーのようにただただ連呼、また連呼する。

古舘一郎ならもっと違うエキサイティングな実況中継するだろうにと思いながら。


選手たちの名前は、「あい」「めい」「さら」「さな」そうん」「そうた」「いつき」「まほ」「こうた」「たいが」「かいと」「そうん」などいろいろで「~子」「~美」「~男」「~郎」の類は完全に絶滅品種となっている。「いち」という子もいる。座頭市みたいでいい。

ひらがなだからいいけど、きらきらネーム好きの親たちはどんな漢字をあてたのだろうと思うとめまいがしそうになる。

3才児のかけっこは走っているというより、歩くと走るの中間のようで、号砲とともにダッシュする子もいればまったく走ることに意味を感じずしかたなく最初から歩く子もいて、幼児おのおのがそれぞれの世界で平和に暮らしているため順位づけなどまったく意味がないと思った。


ともあれ、2か所同時骨折や数度の肩の脱臼を経てここまで大きくなってくれたことに感謝する。


この幼稚園はスイミングスクールも併設している。

あの、2000年シドニーオリンピックで銀メダルをとった田島寧子をこのプールは輩出した。あの、「金がいいです、めっちゃくやしーですぅ!」の

オリンピック前から「スクール水着のすごい子がいる」と騒がれていた。


その後なにを血迷ったか「女優」デビューした。その関西人ふうのののりから芸人にスカウトされたものの「トーク」が続かず姿を消していった。


パンダ組にはいってから「R」はおともだちのがうつったのか「めっちゃ」を連発するようになった。

そして、最近信じられない光景を見た。

1才の弟の「K」が2階に登ろうとすると「R」が


「じいじがおしごとしているからあがっちゃだめ!」


と「K」の手を引いて階段からおろした。

また、TVでこわいシーンになると「K」の手をつかみ、


「こわいからあっちにいこう」とわからずがわからずを手をつないで連れて行った。


いつのまにおにいちゃんになったのだろう。ついこないだまで自分に言われてきたことを弟に言うようになった。

素性はあばれるくんのままだけどわがままくんのこころのなかにひとへの配慮、弟をまもろうとする気持ちが芽生えてきている。

インテルにもマイクロソフトにもつくれない、進化する幼児。3才は人生の中で最初の目に見える大きな変化の時期かもしれない。

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作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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