2018年6月3日

道の駅5 八ヶ岳「こぶちさわ」

八ヶ岳南麓にひろがる別荘地帯の玄関口にあたるのが小淵沢。「こぶちざわ」ではなく「こぶちさわ」。軽井沢と同様濁らない。地元の人たちは「かるいさわ」というがJR東日本の駅名は「こぶちざわ」「かるいざわ」と表記されている。

松林と白樺に囲まれた別荘地らしいサイトで温泉宿泊施設「スパティオ小淵沢」と蕎麦打ち体験教室、足湯、地元素材のジャムやパンを販売する店がある。

なにより空気が澄んでいて風がひんやりさわやか。毎年真夏の東京のクレージーな暑さから逃れるために標高1200メートルの山荘に通っていた。エアコンがそもそもついておらず、ここにいる間は「暑い」と口にせずすごせた。

八ヶ岳の特徴の松林。松やにのにおいが好きだ。立ち寄り温泉は「アルカリ」泉でおやじのお肌も女子並みのすべすべつるつるに。

近くには馬術訓練場、県営のアイススケートリンク、八ヶ岳プレミアムアウトレット、こだわりの手打ち蕎麦の店、おもちゃの専門店「イカロス」、絵本美術館、きのこや農産物直売所(「無人」とあるが車が停まるとばあさまがぬぅっと現れる)など思い出たくさんのスポットがある。

ただ、山荘よりずっと麓にある道の駅でも6月になっても夜は冷え込むことがわかった。寒さは覚悟しており羽毛布団を用意したがこれだけでは足りず夜中に起きて長袖をはおったほどだ。もう一枚毛布が必要。次回の参考にされたい。はたぼー号の2F屋根裏部屋は意外にゆったりそしてしっかりしており、敷布団を広げて布団をかけて自宅の部屋のように眠ることができる。強度がどれほどあるのかいちど二人で「暴れて」みてためしてみないといけない。なのでコールマンのシュラフのミイラみのむし暮らしはやめることにする。


正面に甲斐駒ヶ岳を望む高原のアウトレットはこじんまりとしており、軽井沢や箱根のアウトレットの10分の1程度の広さか。アウトレットでの買い物の要諦は開店と同時に激安のお得なのだけさくっとゲットして立ち去ること。2点買えば半額に加えさらに10%割引とかのお店の策略にまんまと乗ってしまうことなど慎まなければならない。清里の濃厚牛乳をいただく。


八ヶ岳の楽しみの一つはホームセンターめぐりで、東京ではまずお目にかかれない農具やガーデニング用品、エクステリアの品々が並んでいる。別荘の必須アイテム薪ストーブ。冬の厳しい寒さのなか、ちろちろ赤く燃える焚き木の薪ストーブに薪をくべる。静けさの中ぱちぱちとときおりはぜる音がして、幸せな気分になる。

地元の間伐材一束500円ほど。いまはどうか知らないがSUNTORYの白州醸造所からでるウイスキー樽も薪として売られていた。初めて見る薪割マシーン。たしかに重労働から解放してくれそう。

子供がすすっぽり入るほど大きな植木鉢も。東京のホームセンターでこれらを陳列したら店長がクビになるのは必定。

オーストラリア鉄道の枕木。庭に鉄道を敷くこともできる。

長坂あたりのホームセンターは巨大で東京のちまちました暮らしがいやになる。移住したら大きな庭にハーブや野菜を植え、猫10匹と鹿を放し飼いにして、本格的に蕎麦打ちしたりキノコ狩りにでかける、、、練馬の自宅から160キロほど。東京からの若い移住者も多く、週末別荘としての暮らしも十分可能。


早朝の甲斐駒ヶ岳。水を汲んで早朝温泉などお決まりのコースのほかに今回は「桔梗屋」の工場アウトレットに立ち寄り「信玄餅」を。

和菓子洋菓子問わず甘味一切体に受け付けないおやじだけどこの「信玄餅」だけは別。そしていま、さくらんぼのシーズンを迎えている。甲府の南、櫛形、南アルプス市あたりが産地。ひとパック400円と手ごろ。信玄餅のもっちりしたやわやわな一口サイズの餅ときな粉に黒蜜をお好みでちょっぴしかけると絶妙な風味とテイストが口の中にひろがる。このちっちゃな個包装にも人気の秘密があるのではないか。太めの楊枝がけなげに添えられ、ひとつひとつ風呂敷に包んだようにくるまれ、端正できちんとしたたたずまい。緊張感がある和菓子。美味しければいいのではないという美意識が感じられる。法事にも使えるよう紫や白のお弁当箱のようなパッケージも用意されている。この信玄餅のお得な詰め放題を求めて笛吹市一宮の工場に早朝から観光バスが押し寄せるように乗り付ける。ただ、桔梗屋はこの大ベストセラーに続く商品開発に励んでいるようだけど、横浜崎陽軒のシューマイ同様平たんな道ではなさそう。長男のできがよすぎると次男以下くらべられて目立たないのはお菓子の世界でも同様。2018.6.2


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