キーボードを買い替える。
ヨドバシ・ドット・コム 通販サイト
ん?
何かが違う。
BluetoothでデスクトップPC2台とiPhoneを登録しておいてキーボードひとつで切り替えて使うことによって机周りをすっきりさせようという狙い。
3台まで登録できると謳ってはいるけれど2台目のwindowsが登録できない。
おい、まさかこの「iOS」と「アンドロイド」「Windows」「Mac」のうちひとつづつ3つではないだろうな?
話が違う、返品だ!と騒ぎこぶしをあげる。
そして、操作しながら何かが違うことに気づく。
「英語配列」キーボードだったっちゃ!
色白ですっきり、キーがきれいに整列している。
キーボードがさわやかになったとよろこんだのも束の間、
「、」「。」はどこへいった?「・」がない!
「返品交換だぁ~」と再び。
まぁ待ちなさい。
命令言語としてアルファベットを利用しているわけだから英語配列が基本であって、日本語配列での入力は英語配列の上に無理やり追加で乗っけている入力機能。
乗っけているぶんごちゃごちゃしているのはいたし方ない。
返品システムが完ぺきなAmazonならその場で返品交換しているところだが、
ヨドバシ・ドット・コムのサイトの「返品するばあい」にはいくつもの注意書きがあって客に「返品をためらわせようとする、あきらめさせようとする」顧客管理上の何かがあって、もやもやのなかいったん思いとどまる。
そして、冷静になってどこがどう違うんかWEBで調べてみる。
それでわかったことは「プロフェッショナルは英語配列があたりまえ」で日本語配列を使っているのはあまちゃん、であるかのような書き込みばかり。
「英語配列キーボードを激推しする理由と使い方」というサイトまである始末。
激推しされ「プロフェッショナル」という言葉に弱い私の探求心がむらむらわいてくる。
プログラミングをする人たちにとっては確かにこの使いもしない「ひらがな英字」キーは目障りでしかない。
思えば「漢字」で苦しめられ、「ひらがな」「カタカナ」でもひとかたならず苦労させられてきた。
「英語配列」キーボードの記号はあくまで英数入力のための表記であって、Caps Lockを外せば隠れてはいるが懐かしい記述記号がでてくるはでてくるわ。
逆にCaps Lockにさえしておけば半角入力でさくさくいける。いちいち全角半角いじらなくてもいい。
「半沢直樹」でプログラマー高坂圭(吉沢亮)がシステムに侵入するためにバックドアから入って一心不乱に操作していのは当然「英語配列」。
ようするにワードプロセッサーとしての機能はそこそこにして操作性をあげたキーボードなのだろう。
よく調べもせず発注して届いてしまった商品だけど「もう一段ステップアップしてみんね」という神の啓示だと思い返品することなくこのまま使ってみることにするわ。
2020/8/9