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やられないとやりかえせない直樹

やられて怒りが頂点に達しないと仕返し倍返しのパワーがさく裂しない直樹。

もし、忠臣蔵の吉良上野之介が「よい人」だったら、殿中でござるも、播州赤穂浅野家お家取りつぶしもなく、大石内蔵助の仇討もないし、泉岳寺の墓もない。

大川橋蔵の切腹のシーンもなく、高倉健もやらなくてもいい大石内蔵助をやらずにすんだはずである。


悪役の名優が揃っていたころの昭和中期の映画は熱っぽくエネルギッシュでなによりエキサイトできた。悪だくみには血がたぎり復習に燃えた。

ほんとのワルの成田三樹夫、天津敏は頭の切れる悪役でいまでも卑怯で陰険なシーンを思い出しては復讐したいと思っている。TVドラマや映画がつまらなくなったのは本格派の悪役を演ずることのできる役者がいなくなったこともその要因のひとつ。


いっぽうで本格派の悪役に正面から対峙できる主役も不在だった。

それが現れた。

堺雅人と主役を食ってしまうほどの脇役、香川照之。


大企業内部での陰謀と裏切り。敵が味方となる力関係のバランスの変化を巧みに読んで復習をとげる頭脳プレーと大胆なストーリー展開。

しかし、友情出演のこの方はいいとこなしの頭取役。

取締役の不正も魂胆も見抜けず、直樹に助けてもらうだけ。

このままでは終わるまい。

黒崎役の片山愛之助にも粉飾決算を告発してもらわないとすまないわよ!


それにしても歌舞伎役者の演技が光る。

難を言えば伊佐山役の市川猿之助は脂ぎっていて、もすこし怜悧冷徹なスリムな悪役がほしいところ。

木更津キャッツアイを思いだしてしまい、、、

第5話が待ち遠しい。

2020/8/13

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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