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ありがたや地域振興クーポン券 2020/10/14

安宿暮らしが体に染みついていて、せっかくのGO TO TRAVELの大盤振る舞いに際しても旅館や高級ホテルは敬遠気味。

この地域クーポン券は宿泊割引35%に加えさらに宿泊料の15%が付与されるわけだけれど1000円以下は足切りとなる。

したがって、宿泊料が6800円以上でないと1000円のクーポン券がもらえない。するとそれ以下の宿泊料を設定しているビジネスホテルはどうしたか。


朝食バイキングつきの部屋に夕食をつけた6800円の2食付きプランをはじめたのだ。

まず、6800円の料金設定から入って、夕食にはいくら当てられるか逆算して献立を組み料理を用意したことになる。


地元民はあのホテルには夕食付プランはなかったはずだけどと訝しがった。

それもそのはずゴーツーのための特別プランで要するに観光業界もそれほど必死なのだ。


このクーポン券はなかなかかしこいやつで、駅のスーパーマーケットでも使え、なんでも買えるものだから、普段はかごに入れるのを躊躇する缶ビールのいいやつなんかをちゃっかり仕入れてしまった。


駅の売店のおみやげなどまるで興味がないからお土産やでしか使えなかったら無駄にするところだった。これこそありがたいクーポンだ。

お土産のお菓子類は四国のなんちゃらという会社が日本全国から注文を受けてまとめて製造して、全国にばらまいているみたいだからありがたくもなんともなくばからしくなってしまった。

おやじはおやじなりの「貧の意地」というこだわりがあって、特に旅についてその意固地は頂点に達する。


理想の宿はコンドミニアム型のキッチン付きの部屋で当然食事はついていない。

それゆえ地元のスーパーで当地の食材を仕入れ調理するスタイルで、長年の八ヶ岳の山荘や東急リゾートの会員旅暮らしがベースにある。


金沢では近江町市場でずわいがにの脚がもげてはぐれものになったやつばかりのお得なパックを買い求め、部屋に持ち帰りDAISOで買った鋏でばりばりやって無言でむさぼる、というのが至福の時間だった。

夢よふたたびと鳥取ゲゲゲの鬼太郎境港魚市場でそれをやったら、脱皮がらみのふにゃちんすかすかガニでまいってしまったこともあった。しかも甲羅や殻が大量のごみとなってしまい清掃のおばちゃんはさぞびっくりしただろう。人生が台無しになったような気がした。

失敗と苦労の連続の人生だった。


和服きた女将のあいさつなんていらん。見たくもない。

きれいどころが玄関で勢ぞろいしてあいさつする。ぞっとする。

品数あふれる豪華な食事も必要ない。いつも大半を残してしまうから。

イノシシだ、アユだ、タラの芽だ、これもいらん。

こんなん出せば客は珍しがってありがたくいただくとでも旅館は思っているのだろうか?

いわしの刺身やあじのたたきや、さんまや、さばの塩焼きの方がずっといい。

しかも焼きたてで湯気があがっているやつ、切り口が立った刺身、ももの塩焼き。そうなると地元の居酒屋「二十五万石」にいくしかないべ?ビジネスホテルと歓楽街の居酒屋のゴールデンタッグが生まれるのは自然の法則。


だから、夕食付きの宿には縁がない。縁をもとうとしない。


お祭りの時でさえ着ない浴衣着て、ホテルでスリッパ履いてぺたぺた歩くのもしたくない。パジャマも持参しているから浴衣はいつも使わずじまい。

Wi-Fiは必須。PCと映画の詰まったHDDとブルーツーススピーカーもセットで持っていく。


さらには備え付けのお茶っ葉はくず茶でおいしくないからお気に入りのお茶の葉ももっていく。

東名高速のサービスエリアの売店に並んでいるお茶の葉はいろいろ試したが、玉石混交というかろくでもないのが多く、失敗を繰り返した結果、沼津の問屋さんの「茶通亭」に落ちついた。